第5回チキチキkan-fed小ネタ集が開催されました.

 

 

 

 

 

 

今回の開催地は淀川キリスト教病院!

日本No1を狙って,7人のプレゼンターが集まりました.

 

口演1『Allergy ~呼吸器疾患を中心に~』

宮里 悠佑 先生(箕面市立病院) 

トップバッターは宮里先生.

非常に馴染みのある「アレルギー」という言葉ですが,ぱっと患者さんを見たときに素人には分からないものだなと痛感します.

口演2『透析シャント静脈の宿命~Let it be~』

藤田 淳也 先生(堺温心会病院) 

ある日突然シャント血管にされてしまった血管の苦悩を語ります.

最後のシャント音再現で会場がどっと沸きました.

口演3『意外と知らない、そのお値段 ~How much!?この診療、検査、薬~ 』

劉 彦伯 先生(淀川キリスト教病院)

普段何気なく出している検査や薬の値段に迫る!

そんなに高価かったの!?と焦ります..

今後の診療に最も影響を与えそうなプレゼン.

口演4『全人的プレゼンテーション!! ~診療を通して己を知ることの大切さ~』

酒井 清裕先生(近畿大学医学部附属病院) 

プレゼンターの体験を基に,心療内科で用いられる評価ツールを自分に当てはめてみて「己を知ることの大切さ」を実感する深いプレゼン.

口演5『女医の婚活』

安芸 裕子 先生(淀川キリスト教病院)

思い切って飛び込んだ婚活の実体験を赤裸々に語ります.

自分を見つめなおすきっかけにもなる,心温まる素敵なプレゼンでした.

口演6『ER 研修を充実したものにするためのタイムマネージメント』

鈴木 龍児 先生(福知山市民病院)

ERでのマネジメント!…ではなく,ERでの空き時間のタイムマネジメントです.

スキマ時間を有効に使う,タスクリストの作り方など,仕事を言い訳についついたまってしまうタスクを消化するTipsを語ります.

口演7『めざせアナルマスター!!! ~直腸診をもう一度~ 』

柴田 綾子 先生(淀川キリスト教病院)

ラストは柴田先生のプレゼン.これが見たくて来た人もけっこういたとか…

直腸診をするべきタイミングややり方など,アナルマスターへの道が開けます.

続いて今回のポスター

ポスター1 「あなたが臨床研究をしない理由はなんですか?」

片岡 裕貴 先生(京都大学大学院医学研究科医療疫学分野)

タイトルから沁みます…

臨床を深めるために,一旦臨床を離れて研究を勉強した先生の体験談.

ポスター2  「輸液を斬る!」 

大武 陽一 先生 (近畿大学医学部附属病院 心療内科・緩和ケア科)   

腎不全に最適な輸液って…?

元腎臓内科医の大武先生が伝える,渾身の輸液例題集.

普段何気なく使っている輸液の試飲(激不味でした…)もありました.

スナップショット 「Snapshot Diagnosis」

井村 春樹 先生 (洛和会音羽病院 感染症科・総合診療科)

1枚の写真から疾患を推察し,そこから診断に持っていく過程を学びます.

「病名当て」にとどまらない,感染症診療の難しさを語ってくれました.

柴田先生の直腸診の実演!

最後に結果発表!

「いちばん勉強になった」に選ばれたのは劉 彦伯先生.

「いちばんおもろかった」に選ばれたのは柴田綾子先生.

合計得点がいちばん高かった,総合優勝は柴田綾子先生でした!

 

みなさん,お越しいただきありがとうございました.

これからも素敵なイベントをしていく予定なので,是非来てください!