設立初期から噂されていた第10回記念の合宿企画…
4年の時を経て、天理の地で遂に実現!!
手作り感満載の準備風景は、運営メンバーが変わっても一緒です。
前夜祭 前・後半 どの企画も盛り上がりました!
企画1 は「或る内科医の日常 当たり前のことを 当たり前に」(市立堺病院総合内科 朴澤憲和先生)
御覧のように、畳の上でのケースカンファレンス。
内容は4症例を通じ、1つのメッセージを伝えるという連作形式。152枚のスライドが終わるのかという疑問もありましたが、無事?終了しました。
「自分にとってのCommon Diseaseである腎盂腎炎だけでケースカンファレンスをすること、そして当たり前のことを当たり前に行うことの難しさ、そして面白さを伝えるという長年の夢が叶い、悔いはありません」(朴澤先生談)
企画2は「すくすく子育て 関フェデver.」
kan-fedメンバーはイクメンが多いのですが、今回はその中でも業界最高峰のイクメンとして知られる、創設当初からのメンバーでもある大武陽一先生(淀川キリスト教病院 腎臓内科)をはじめ5人のパネラーによる子育て話。
実体験に基づくリアルなディスカッション、笑いあり感動ありの内容で、参加者満足度も非常に高い内容となりました。
後半の企画4-6.
企画4は天理よろづresidentsによる『膠原病の身体診察』
症例提示+関節の診察+snapshot Diagnosisと、明日から使えるPearl満載の内容。さすが膠原病・身体診察に力を入れている病院、といったところ。参加者満足度も高く好評
でした。
企画5は玉井代表ほか女性医師(+ごく一部の男性医師)が集った企画 『女医トーーーク!!』
夜にしか話せない、年齢関係なし、リアルでガチなお話が
真面目に(時に不真面目に)行われました。
(これに刺激されたのか、翌朝男子部屋でも男医トーク?が行われていました)
企画6は大阪市立総合医療センター 吉田全宏先生企画の
『総合診療医・非総合診療医のやりがいとキャリアパス』
専門医、総合医など多彩なメンバーがそろうkan-fedならではの企画。
パネリストに日和良介先生(天理で初期・後期研修を終え、今年から京大で膠原病を専攻)・酒井清裕先生(近畿大学医学部附属堺病院 心療内科)を迎え、参加者とそれぞれのやりがい、キャリアパス等を話し合う座談会。時に笑いがありながらも非常に濃密なディスカッションが繰り広げられました。 (写真は企画6の様子)
ちなみに翌朝の男医トークの風景
内容は…女医トークとあまり変わってなかったのが面白い。
翌18日は第10回ケースカンファレンス。
玉井代表からの挨拶で開幕。
Case1:「華麗なる救急外来」
県立尼崎病院 加耒佐和子先生・山本修平先生
透析患者がショック状態で救急搬送。まず何をする?
ショックの原因は?
初期対応とショックの鑑別をグループディスカッションを
交えて考えていくケースカンファレンス。
そして、中々改善しないショックには、ある原因が…
What’s your diagnosis? What will you do next?
Case2:「Good Presentation is like a whisky」
箕面市立病院 宮里悠介先生・市立堺病院 朴澤憲和先生
34歳女性。1か月前から手指・四肢のむくみを自覚。
朝のこわばりもある。…上級医にプレゼンしたがうまく伝えられず怒られてしまう。
そこからショートプレゼンテーションを行うコツをお互いに実演しながらケースカンファレンスは進む。
さあ、鑑別は?そしてうまくプレゼンするためには?
(なお参加者にはkan-fed流ショートプレゼンテーション法のポケットサイズお土産つきでした)
休憩時間のお楽しみ:snapshot diagnosisは4題。
今回は少し難しめ?
今回のカンファレンスで玉井先生は代表の任期満了となりました。写真は花束+記念品を手に挨拶をする玉井先生。
(同代表の山本先生と)
1年間ありがとうございました、そしてこれからもよろしくお願いします。